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花粉症でフルーツが食べられなくなった話【食物アレルギー】

花粉症ドイツ ドイツ生活
交差反応アレルギー

グーテンターク!南ドイツ在住のユリコ(@Wiechmanny1)です。

今日は【花粉症をきっかけに発症する交差反応アレルギー】の話です。

ドイツ語で=Kreuzallergie(クロイツアレギー)

花粉症をきっかけに交差反応を起こしたときの様子

産後 急にリンゴが食べられなくなりました。

前日まで普通に食べていたのに・・・・

10年経った今なお豆乳、梨、さくらんぼ、キウイ、桃、イチゴ、ベリー系 全て非加熱の状態では食べられません。

気づいたのは産後半年経ったころ、夜にいつものようにリンゴを食べて豆乳を飲んでお風呂に入りました。

まず鼻がむず痒くてくしゃみが止まらなくなり、目にも痒みが出てきました

口の中もイガイガして鏡を見ると、『目の下が腫れている』ではありませんか!

この日を境にアレルギーを発症し、生のフルーツが食べられなくなったのです。

そういえば、その年にドイツで副鼻腔炎を起こすほどの花粉症になっていたのです。

交差反応ってなに?

花粉ー食物アレルギー

Pollen Food Allergy Syndrome, PFAS)

花粉アレルギーでは果物や野菜に含まれるアレルゲンと交差反応し、食物アレルギー症状を呈する場合がある。主にIgE抗体を介した口腔粘膜に限局する即時型アレルギー症状を呈するが、稀に全身症状を認める。カバノキ科(ハンノキ・シラカンバ)花粉はバラ科果物(リンゴ、モモ、サクランボなど)・マメ科(大豆・ピーナッツ)、イネ科とキク科(ブタクサ)花粉はウリ科果物(メロン、スイカなど)、キク科(ヨモギ)花粉はセリ科野菜(セロリ、ニンジンなど)と交差反応しやすい。

引用元 食物アレルギー研究会より

花粉症をきっかけに食物アレルギーを発祥することを【交差反応】といいます。

有名な花粉症×食物アレルギーの組み合わせとしては、

シラカバ×バラ科の果物(リンゴ・もも・さくらんぼ)及び豆科の食物(大豆。ピーナッツなど)

イネ科・キク科(ブタクサ)×ウリ科の食物(メロン・スイカ)

キク科(ヨモギ)×セリ科野菜(セロリ・ニンジン)

時期花粉交差反応食物
冬~春1月~6月ハンノキ
シラカバ
リンゴ・桃・大豆など
2月~5月ハーゼル
シラカバ
ブナ科
トマト・生果物・ニンジン
セロリ・ヘーゼルナッツなど
春~夏4月~10月カモガヤメロン・スイカ・キュウリ
夏~秋7月~11月ヨモギセロリ・ニンジンなど
ブタクサメロン・スイカなど
ドイツの花粉症

交差反応の症状

口腔アレルギー

野菜、生果物を食べたあと直ぐに、口の中が痒くなったり、しびれたり、むくんだりすることを口腔アレルギー症候群と呼びます。ときにアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

しかし時間が経てば症状が和らぐこともあります。

口腔アレルギーの対処法

口腔アレルギーの野菜や果物は熱に弱いものが多く、調理をすると食べれるものもあります。

口腔アレルギーかなと思ったら、その食物を避けましょう。


特に以前食べていたものが急に食べられなくなると、間違えて食べてしますこともありますよね?

私の場合、食べたあとに目や鼻の痒みで気がつくことが今でもあります。


花粉症だけでもツラいのに、、、

大好きな果物までも食べられなくなると本当に花粉症が恨めしいです。

花粉症や交差反応を起こさないためにも、運動と食べ物に気をつけてストレスを溜めないことが大切です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

今日も心豊かに過ごせますように。

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