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半人前のジブンが嫌!独り立ちできない?

ドイツ生活

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Guten Tag! ユリコです。今日の記事はまとめ、というよりもドイツへ戻ってきてから感じていること、そしてそこからどうやって抜け出したか?についての記事になります。お時間ある方はどうぞおつきあいくださいませ。

ドイツに住み始めて、自分が赤ちゃんに戻ったみたいです

これ、去年フォロワーさんが呟いた言葉なんですが、もう共感しかないですよね。

どういうことかというと、
日本では、トラブルがあれば自分ですべて解決できたのに、ドイツに住んでから、ドイツ人家族の力を借りないと、日常生活でも解決できないことが多々あるんです。

自分が病気になった時も、きちんと説明すらできない。検査、手術、出産など特に

子供のことで、お医者さんに相談したいけれど、言葉の壁がありうまく説明できない

ドイツ人の友達と会話はするけれど、心から分かり合えたと思えない。←気を使われてる感

大人なのに、トラブルを自分で解決できない、歯がゆさ

いつの間にか『誰かを頼らないと生活できない自分』になっていたのは、一年前の私。

気持ち、経済的な部分で完全に夫に依存する形の生活でした。

そして、気づかないうちに『自分だけで解決すること』をも放棄していた気もします。楽だしね。

出掛けるときもドイツ人夫と一緒じゃないと、不安だし、何かあっても自分では解決できない、と自分にレッテルを張っていたんですね。そう、無意識に。それが普通なんだと。

でもどうです?日本に帰れば、水を得た魚のように、何でもできる自分に早変わり

一時帰国は、わたしにとって安堵感と自信を取り戻す、そんな時間でもありました。今でもそうですけどね。

子供が就学し、自分に少し余裕が出てきたときに、『私自身』に気づいたんです。
あれ、『私』はいったいどこへ行ってしまった?私自身の人生は?

心にぽっかり空いてしまった、それをずーっと考えていました。
自分はどんな人生を歩みたいのか?子供、夫、家族としてではなく、私個人として、何が幸せか?どうしたいのか?何が好きなのか?を再度考えた年でもありました。


そこで初めに出てきたのが、社会復帰です。字のごとく、社会とまたつながりを持ちたい、でした。
社会にでれば、半人前の自分から抜け出せるのでは?と考えたんです。言葉や人とのつながりです。
家族が交わらない、自分だけの時間(職場であり、収入も)は大切ですよね。
第一歩を踏み出すために、求人を調べたり、日本の資格をドイツへ書き換えたり、友人に話したり、していきました。

ドイツで働きたい!そこに立ちはだかるものは?

ドイツで仕事に就くためには【ドイツ語】が必要です。

わたしが持つ、唯一ドイツで使えそうな資格は【保育士資格】ですが、実習以外、勤務したことはありません、、、←実習先の幼稚園と、病院内にある乳児院でのトラウマが原因です。
子供は大好きなんですけれどね。

ドイツ全域で【幼稚園教諭】不足は問題になっているのですが、求められる人材は、肌感として

【ドイツ語が不自由なく話せる】であることが多いんです。これは地域にもよると思います。残念ながら、わたしの住む地域では、教育関係者の人材不足を謳っていても、それは限定的な人材不足という意味が多いんです。即戦力が必要ってことかな?

言語の壁が立ちはだかる

即戦力として採用するなら、私が教育機関の責任者でも同じことを考えますよね。悲しいかな、現実は厳しい、、、。

幼稚園で働く事ができない以前に、レジうちすら出来ない。←レジ担当は簡単そうに見えて相当レベル高い。なぜなら会計以外に返品処理、クレーム処理、まー、いろいろな人種がいてお客さんは個性が強いですからガンガン言われるんですね。それに耐えられるハートも大事。よってわたしには無理。

わたしは【保育士資格】持ちですが実際に働いた経験がありません。ですのでドイツのAusbildungで言えば、座学は修得したが未研修。(日本では2年間で約4週間~5週間は研修したと記憶しています)

ですので、BW州の資格機関に問い合わせたところ、

ドイツでわたしが保育士資格を得るためには【1年の研修】が必要だということが分かりました。

そこで早速近場の幼稚園にもメールをしましたが、現在は募集していませんと、即効断られました。
研修先探しもかなり難しいのが現実か。

大きな都市に住んでいればまだしも、わたしが住む町は人口4万人、ドイツ人ですら就職が難しい地域です。

では1時間かけて大きな都市まで仕事に行けるか?という問いに対しては今のところ【ノー】。

時間制約の壁が立ちはだかる

子供の学校が半日で終わることもあり、13時には帰宅しますので、お昼ごはんの用意や、留守時に誰もいないと困るので、遠出して働く選択肢は現段階では無いです。ちーん。

ドイツ社会で働くことへのこだわりはなに?

在宅で日本の会社や、自分で出来る仕事もあるだろうけど、

私がなぜドイツ社会で働くことに拘っているのか考えてみたんです。

なぜ、ドイツ社会で働くことにこだわっているんだ???それは、、、、

【半人前の自分が嫌】
そこから抜け出したい、のが一番ではないでしょうか。

化学物質過敏症

海外に住んでいると大体のことは出来るようになります。銀行、医者、学校、日常的なことはトラブルさえ無ければ、解決できるし、そうやっていくしか無いですもんね。
でも、少し難しい事があると【パートナー】頼りになることが多い。

半人前を突き付けられる出来事


コロナ規制が厳しかった2022年、夏に日本へ一時帰国する際に必要だったドイツでのPCR検査、しかも『日本指定の書類』を発行してくれて、子供が受けられる場所を探していた時のことです。

平日の夕方に、子供を連れて空港まで行き、通常の3倍も高い値段で、3人分のPCR日本指定書類の検査を受けることが、どうしても難しかった。でもシュツッツガルトの街で安く+子供可能?+日本書類可というレアな検査所を探し、見つけだしだんです。

ただ、その検査所のHPには子供も検査可能、日本指定の書類は発行可能と書かれているけれども、子供の鼻腔口腔検査もしているかが不明でした。(当時は子供は唾液絵検査のみ)

それは早く聞かなきゃ!と、わたしがメール、電話で確認したところ、

『子供は鼻腔口腔検査はできない』の一点張り。そっか、残念。仕方ない、、とはなれませんよ。

ここで引き下がらないのは、こういう経験を何度もしているから。それは私(外国人)だと断られるけど、ドイツ人が話すと180℃違う答えが返ってくるという経験です。

そのあと直ぐに、ドイツ人夫が電話して聞くわけです。
そうすると、電話口で『はい、はい、そうなんです、はい、わかりました、出来るんですね?はい、ではよろしくお願いします。』

秒で解決するんです!!!こんなのが続くと

自己肯定感は爆下がりですよ。わたしは子供か!ってな具合で。

追い打ちをかける日本語力の低下w

ドイツ語でろくに生活もできないし、日本語だって使わないから、どんどん忘れていくんですよね~。日本人なのに。すると、日本人のモノリンガルなのに、『私は誰?どこに属する人間なの?』という今まで経験したことの無い感情が沸き上がってくるんです。アイデンティティーの危機w

初めの一歩が踏み出せない、勇気がない

性格的に慎重派で一歩を踏み出すことがなかなかできないタイプです。
仕事をしたい!少しでもドイツ社会に入りたい!そんな思いと裏腹に、資格も、コネもない私は、ずっと立ち往生したままでした。

社会復帰までのステップは?

1,自己分析(自分と向き合う、どういう人生を歩みたいか)
2,同時にアウトプット(2022年からブログ、インスタスタート)
3,自分にできるビジネスを考える
4,同時に求人を探す(ネット、新聞、街中張り紙)
5,友達と会う機会を増やす、学校ボランティアに参加
6,求人の張り紙を見て、飛び込みで仕事をゲット

現在6の職場で1年が過ぎました。
1年でも、学びが多かったです。どんな一年間だったか、自分の心境の変化など、また他でまとめたいです。

ステップの中で、社会復帰に一番大切だったことは、赤線でも引いたように、『アウトプット』です。

直接、仕事へ結びついたわけではありませんが、今後の自分の人生を考えるときに、アウトプットが自分の頭の中の整理に大変役立ちました!

ブログの立ち上げ方、インスタの始めた方、全くのド素人でしたが、コツコツ、自分の空いた時間で数か月、ブログ記事、インスタ記事のまとめをするうちに、自分の頭の中が整理されていくのがわかりました。

子育て中はインプットばかりで、アウトプットを全くしていなかったので、ブログ開設は目から鱗でした。

まとめ

半人前の自分に嫌気がさしていたわけですが、アウトプットをすることで、頭の中の整理がされ、自分のやるべきことが見えてきました。

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好きなことを発信するブログでもいいし、レビュー形式のブログのほうが私は好きです。
このブログは、まとめ記事が多いのですが、いまはまとめなんかはAIのほうが優れているし、淘汰されていくかなと思っています。でも、レビューなど、個人の記事は現実味があって信用度がありますよね。先日のグーグルのアップデートで、私のブログ記事が一部上位に載るようになりました。

難しいことはぬきにして、まずはアウトプット!していきましょう!


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