ドイツで赤ちゃんは一人で寝かせるの?
こんな悩みにお答えします。
私はドイツで出産したあと、子供を一人で寝かせるのに抵抗がありました。夜中に赤ちゃんに何かあったら怖いなというのと、あとは授乳のたびに部屋を行き来する面倒くささ。
夜中にミルクを飲ませるのに2時間おきに起きなきゃいけないママにとっては、部屋の移動は苦痛じゃないですか?
ですので、私はドイツでもずーーーっと川の字で寝ていました。
すると、ドイツ人のママ友や義理の母などに『ドイツでは一緒に寝ない』と言われましたよ。
ドイツに住んでいるのだから、ドイツ式にした方がいいのかな…
と、はじめの頃は悩みました。
でも、大事なのは【自分の心】に素直でいることですよね?
こんなとき、国際結婚してて良かったなと思うのです。だって『日本では川の字で寝る』からわたしは日本式にすると堂々と言えるし、相手も『そうなのね』とすぐに納得してくれるからです。
【合わせて読みたい】
欧米の赤ちゃんはどうして一人で寝るの?
ドイツのみならずアメリカ、欧州の文化として【赤ちゃんは一人で寝る】のが当たり前と思われてきました。
そして現在もなおそうするべきだと多くのドイツ人は考えています。では、理由はなんでしょう?
下記の2点がよく挙げられるテーマです。
①添い寝の危険性
寝ている間に、赤ちゃんをつぶしてしまわないか?または、呼吸をふさいでしまうのではないか?
わたしはこのタイプのベッドを使っていました。赤ちゃんの成長は早いので、高さを変えられたりできると成長にともなうケガを予防できる点も○
つかまり立ちとか、いきなりし始めます(笑)
生まれてすぐから4ヶ月くらいまで(寝返りをうち始めるまで)はわたしたちのベッドの横にこのベビーベッドを置いていました。夜中に赤ちゃんの様子をみれるのでおすすめです!授乳も楽でした。
②甘やかされた子供に育つ
一緒に寝ることによって、親に依存した自立できない子供になるのでは?
→わたしが感じたのは、こちらの意見の方が多い気がします。
添い寝は自然なことだった
子供が一人では寝れないけれど、親のそばだとすぐに寝落ちすることには理由があります。
本能的に
人間が安全に寝れるようになったのはごく最近のことです。
大昔を考えてみるとよく分かります。
夜中に野生の狼に襲われる可能性があるのに、子供を一人で寝せることはしません。
赤ちゃんは一人で寝ると、近くにどんな危険があるのか、どこに(助けてくれるひと)親がいるのかわかりません。ですので本能的に危険を感じます。
実は最近Weledaのサイトでこんなものを発見して嬉しくなりました。↓
ドイツでも添い寝が推奨されはじめているんですね。まだまだ別部屋が主流ですが,,,
添い寝するメリットとデメリット
ネットで探しても、こどもにとってのデメリットは見つかりませんでした。
Swissmonによると、『子供が一人で寝るテーマ』については家庭の状況によってもちがいます。
大切なことは【こどもと親がリラックスして寝られるか】だそうです。
こどもも親も一緒に寝ることで睡眠の質があがる場合は【一緒に寝た方がいい】ですし、
兄妹がいて一緒に寝ることがむずかしい、親が寝れなくてイライラする、などの場合は【別々で寝ることが】家族にとって良い選択かもしれません。
weledaのビデオでも言われているように、こどもはあっという間に大きくなります。
一緒に寝られる時間を大切にするのもいいですよね。
もし、子供をつぶしてしまうのでは、、と心配な方は親のベッドにくっ付けられるベビーベッドが売られているので検討してみましょう。
わたし個人的な意見ですが、新生児との添い寝は危険だと思うので、ベビーベッド使用をおすすめします。あと、兄弟姉妹同士で寝かせるのも避けていました。親も、兄弟姉妹も就寝時にしらずと赤ちゃんの呼吸を妨げる姿勢になることがあり危険です。
赤ちゃんとの添い寝まとめ
今回はドイツで赤ちゃんは一人で寝るのか?添い寝がいいのか?についてお話ししました。
調べていて思ったことは、このテーマで出てくるのは
✔️添い寝はいい
✔️赤ちゃんは一人で寝せるべき
というテーマが半分半分くらいで上位にあがっていることです。
今もなおドイツでは、赤ちゃんを一人で寝かせるのが主流だとおもいますが、添い寝の認知が大きくなってきたのは川の字で寝てきたわたしとしては、どことなく嬉しい気持ちでいっぱいです。
あなたは添い寝をしていますか?これからもずっと議論されるテーマだとはおもいますが、
周りにふり回されずにハッピーな選択をしてくださいね^^
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