グーテンターク!南ドイツ在住ユリコです。
いきなりどっきりするようなタイトルですが、以外と日本では知られていないんですよね?
今回は『ドイツ人が手をあげるときにひとさしゆびを立てるのはなぜ?』について解説していきたいと思います。
日本では普通、手をあげるときにこんな感じで挙げますよね?↓↓↓
実はこれ、ドイツではタブーなんです。
ドイツのタブー!過去には逮捕例も
まっすぐ手を上げて『宣誓』!
スポーツ大会などで開会式に行われるあの『宣誓ポーズ』、ドイツでは忌まわしい過去【ナチスの敬礼】を連想させる行為として法律で禁止されています。気を付けないと逮捕されます。
日本では小さい子供たちが手を上げて横断歩道を渡りますよね? だって学校で習いましたもん。こんな標語も記憶にあります。 『横断歩道 手を上げて渡りましょう』
これがドイツではタブーなんて私もドイツに来たときは知りませんでした。
我が子は多分ドイツでも横断歩道を渡るときに手を上げていた気がします。
アジア人のママと一緒に横断歩道を手を上げて渡る子供を見て【ナチスの敬礼】だと思う人はいなかったのでしょう。そのときは注意もされませんでしたし、もちろん逮捕はされていないわけです。見られることもなかったかな?
でも、ドイツに住むならその国のタブーはしっかりと知っておきたいものですよね?
何故なら過去にこの宣誓ポーズをして逮捕された外国人がいたわけですから。
ドイツのタブー【宣誓ポーズ】で逮捕された外国人がいた
①2017年ベルリンにあるドイツの国会議事堂前でこの【宣誓ポーズ】をして逮捕された中国人男性がいました。何も国会議事堂の前でやることないですよね?しかもここは警備が厳しい場所です。
その男性は500ユーロの罰金を払って無事に釈放されたらしいです。
私はこのポーズで500ユーロ(日本円で7万円程)ですから罪としては重いと感じました。
以前子供を適性なチャイルドシートに載せないと罰金という記事を書きましたが、
チャイルドシート無しの罰金で60ユーロです。
この罰金の額を考えると、宣誓ポーズは絶対にしてはいけない行為ととれると思います。
【合わせて読みたい】子供はいつから助手席に座れるの?
②過去にギリシャのサッカー選手が観客に向かって『宣誓ポーズ』をして、代表チームから追放されたことがあったそう。この選手はナチス時代の戦争を知らない若い選手で弁明をしましたが許されることはありませんでした。
ナチス式敬礼をした場合の刑罰
ドイツ語でこのポーズは【Hitlergrüß】【HitlerHeil】【HitlerSieg】、日本語で通称ナチス式敬礼と呼ばれています。
この敬礼の刑罰について調べてみると思いの外罪が重いことが分かりました。
Jura Forumによると、敬礼のみならずナチスのシンボル例えばバッチ、ユニフォーム、スローガンなどを使用すると最長3年の懲役または罰金が課せられる可能性があります。
罰せられない例外もある
ヒトラーの文脈以外の使用で、芸術、科学的文脈の中でヒトラーの非栄光目的を科す場合。
芸術の自由、言論の自由、及び研究と教育によって罰せられないこともあります。
子供たちはどこでタブーを習うの?
私の子供たちに聞いてみましたが、学校で先生が教えてくれることは無かったけれど授業中にみんなが人差し指を挙げているから真似したそうです。
家で大人が教える場合もあるし、テレビや映画などで知ることもあるだろうし、幼稚園で教えて貰うのかもしれません。
ドイツのタブー 【宣誓ポーズ】のまとめ
- 発言するときは人差し指を立てて手を挙げること
- 公共の場で【ナチス式 敬礼】をすると最長3年の懲役または罰金が 課せられる可能性がある
- 過去に逮捕された外国人がいた
ドイツに住み始めてから感じることは、ドイツはナチス時代の過ちにきちんと向き合っていること。
度々感心させられることがあります。
今回は以上です。最後まで読んで頂き有り難うございました。この記事が少しでもお役にたてたら嬉しいです。
今日も心豊かに過ごせますように
コメント
これは本当ですか?
本当に捕まったそうです。ドイツでの敬礼は、私たち日本人、外国人が考えている以上にセンシティブで厳しいです。