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知ってた?子供はいつから1人でお留守番させてもいい?【ドイツ】

ドイツ生活

こんにちは、yurigonです。

こどものお留守番て、何歳からさせてもいい?まだ小さいうちは1人じゃ無理だけど、小学校に入ったら大丈夫なのかな?教えて欲しいです。

今回の記事の内容
  • ズバリ!何歳から1人でお留守番させてもいい?
  • お留守番させる時間は何時間くらいなら大丈夫かな?
  • お留守番の前に子供と決めておくべきルールはある?
  • 1人でお留守番の前に親がするべき準備は?

又は、子供が親の用事に付いていきたくないので出掛けられずに困っている人、ルールや罰則はあるのか知りたいという人におすすめの内容です。

どうしても仕事で家に居ることが出来ない、誰にも子供を頼める人が居ないなど、やむを得ず子供を1人にさせてしまう状況などありますよね。させないに越したことはない!と思っている方も、ある程度の年齢になったらさせるべきだと考える方もいるかと思います。

そこで今回はこのような疑問に対して解説していきます。
読み終えたらきっと、あなた自身に置き換えて、どうやって準備するべきか?お留守番をさせるべきかが見えてくるかと思います。

ズバリ!お留守番に関する法律はあるの?

答えはノー。実は子供のお留守番に関する法律はありません。ただ枠組みがあり年齢ごとに推奨されている内容が異なるので、知っておくべきでしょう。

原則的に親は18歳以下の子供に対して監督義務があります。法律は無いものの、かなりの部分は親の裁量に任されています。
余談

アメリカでは12歳までの子供を1人でお留守番させると【虐待罪】で逮捕されると聞いたことがあります。日本では昔から『鍵っ子』と言う言葉があるように、学校から帰ると鍵を開けて1人で家でお留守番というのは珍しくないですよね?しっかりしてる子というイメージや、寂しそうというイメージまであるかと思います。国によって様々ですね。

何歳からなら1人でお留守番をさせてもいい?

1人で留守番をさせていい年齢はズバリ10歳から

10歳になると一般的に、身の回りの事から始め、大体の事が1人で出来るようになります。緊急時も電話をかける、字を読む、話を理解して状況を説明するなどの能力が身に付く年齢です。

年齢によって不在時間の長さは変えるべき?

はい。以下の表を参考にしてください。

5歳以下成人による保護観察が必要
6歳1時間
7歳2時間
10歳以上数時間
14歳以上本人に任せ、なるべく監視しない
※ただまだ未成年なので責任は親
18歳から成人になります

ドイツの子育てに関する考え方

こどもの怪我を防止する必要はあるが、子供の自立を促すためには必要な部分もある
年齢だけで考えずに、子供の成長過程によるところが大事

小さい頃からこども自身で考えさせ、その意見を尊重するドイツらしい考え方ですね。
ここから分かるように、年齢はあくまで目安に過ぎず、その子供の成長によってどうか?というのがポイントです。

留守番をさせる前にこどもと作るべきルール

訪問者が来ても家のドアを開けない

事前に子供と話して、しっかりと伝えておくべきです。郵便や宅配で家のチャイムが鳴っても開けるべきではありません。

親からの電話は必ず取ること

携帯でゲームをしていて電話に出るのが面倒くさい、電話を放り出して遊ぶ、電話をどこに置いたかわからないと言うことの無いように、大事なこととして伝えておくべきです。何度電話しても電話に出ないと親も心配になります。

火を使わない

火を使った料理をして思わぬ火事になったり、包丁を使って怪我をしてしまう等、小学校低学年以下の子供にこれらは避けるべきです。

その他、家族で決める際にもなるべくシンプルに作ることがポイントです。

留守番をさせる前に親が準備すべきこと

緊急時の連絡手段を用意する

例えば携帯電話や固定電話などの使い方を子供と練習する

お腹が空いたときの軽食を用意しておく

意外と子供がお留守番をしていて困るのが空腹です。火は使って欲しくないので、おにぎりやサンドイッチなど冷蔵庫に用意したり、お弁当箱に入れてお腹がすいたら食べてね、と言うふうにするのが良いかと思います。

出来れば子供もよく知っているご近所さんや、祖父母に何かあったらお願いする旨を伝えておく

親が連絡先を知っていて、子供に何かあったときに代わりに対処してくれる人が近くにいると安心ですね。信頼できる相手なら、鍵を預けておくことも考えられます。

安全な環境の確保

1人でお留守番する練習をして、少しずつ時間を延ばしていく。

お留守番をさせる際に気を付けるべきこと

子供が嫌がっていないか?

もし、絶対に1人で留守番をしたくない!と泣くようであれば、まだ出来る時期ではないサイン。無理強いをせずに、諦めて家に居るか、お友だち家族や、祖父母にお願いして様子を見ましょう。初めから笑顔で送り出してくれる子供の方が珍しいですから、後ろ向き考えずに子供の成長を見守ってあげたいですね。

約束した帰宅時間に必ず帰ること

子供はいつ親が帰ってくるのかを心待にしています。たった15分でも1時間位の気持ちで待っているかもしれません。時間を決めて、必ず帰ると約束して本当にその時間に帰れば、次にお留守番をする際には必ず帰ってくるから大丈夫と安心材料になること間違い無しです。
大人のように『ちょっと遅いけど、何か用事が増えたのかな?いざとなれば~しよう』など機転を回して待てるほど落ち着いてはいません。どうしたのかな?遅いな?何かあったのかな?とどんどん不安になるのが普通なので、時間は守りましょう。

家の中で危ないものは置いていないか?予期できる事故は防止しよう

例えば、昔バルコニーに置いてあったものを踏み台にして子供が転落死した事故がありましたよね?大人が思い付かないような事をするのが子供です。

バルコニーに台を置かない、手にとって危ないもの(薬、刃物、着火マン等)は子供の手の届かない場所に隠すかして先回りして事故防止をしましょう。

まとめ

いかがでしたか?お留守番の際にはシンプルに子供に伝える事が大事かと思いました。これは良いけど、あれはダメと言うふうに伝えるよりも、一律して『家のドアは誰であっても開けない』と決めた方が子供も迷わず対処できるからです。分からないときは電話して欲しいと伝えておけば、子供も安心してお留守番が出来ますね。

『いってらっしゃい!』の裏にはどきどきしながらも不安な気持ちでお留守番するのですから、帰宅時間は必ず守って、親子共々安心して再会しましょう!『ありがとう!助かったよ!良くお留守番できたね』という言葉が子供にとって何よりも自己肯定感を高める出来事になるに違いありません。


この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んで頂き有り難うございました。

明日も心豊かに過ごせますように。

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