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国際結婚って良いことばかりじゃない?みんなが不安に感じるポイントをまとめてみました

国際結婚 ドイツ生活

グーテンターク!南ドイツのユリコです。

ユリコ2009
ユリコ2009

国際結婚て不安だな。

今日はこんな不安にお答えします!

国際結婚を考えたときに、不安な気持ちになることがあります。

例えば、異国の地でちゃんと生活できるかな?言葉は大丈夫かな?など。


私はドイツ人夫と日本で知り合い、ドイツで結婚しました。国際結婚歴12年です。
私の場合、結婚だけでも人生の一大イベントなのに、外国人との結婚を両親は受け入れてくれるだろうか?
経営していたサロンをどうすべきか?など頭のなかはパンク状態でした。

友人に『外国人との結婚』を伝えると100%ポジティブな反応ではなかったことも覚えています。

気持ちがゆれる時に、この先どんな困難が待ち受けているのか?を知っておけば、少しは心の準備が出来るし、自分の気持ちを確かめることも出来ます。

不安なことばかりをはじめに話しましたが、国際結婚には良いことも沢山ありますよ!
もしかしたら、そちらの方が多いかも。そこでしか出来ない貴重な経験に溢れていて、
人生をカラフルに彩ってくれること間違いなしです。

心配ばかりでも前に進めないので、今回は国際結婚の良いところと悪いところを、ネットで書かれている先輩たちの意見と私の経験をもとにまとめていきます^^国際結婚を考えている人の参考になれたら幸いです。

それではいってみましょ!

ずばり!国際結婚で不安なことはなんですか?

よくある不安はこの4つです。どれか当てはまりますか?

1、相手家族とうまくやっていけるかな?

これは日本人同士での結婚でも同じですよね。どんな家族かな?自分達の結婚を応援してくれるかな?

2、パートナーとの意志疎通に不安

国際結婚カップルあるあるですよね。言葉や習慣の違いに戸惑うことも。

3、慣れない土地での生活/習慣・食文化・宗教など

場所✔️アジア圏、アメリカ、南米、ヨーロッパ、都市なのか、田舎なのか、大陸なのか、島なのか等
食事✔️肉中心?ベジタリアン?宗教による制限?どんな郷土料理?等
宗教✔️キリスト教のカトリック、エヴァンゲリッシュ?イスラム教?ヒンドゥー教?仏教等

4、どこで生活するのかな?

日本かな?パートナーの国かな?はたまた他国かな?

ではこの4つを深掘りしますね。
私も一通り経験したので、対応策も一緒に考えていけたらと思います^^

相手家族とうまくいくかな?

これは日本に住んでいても同じ問題がありますよね。

✔️相手の両親とうまくコミュニケーションが取れるかな
✔️いい関係を築きたいな
✔️家族、兄弟姉妹に振り回されないかな

対応策

✔️両親とのコミュニケーションはほどほどでいい。いや、ほどほどがいい。
なぜなら、大切なのは【あなたと義理の両親ではなく】【あなたとパートナー】だから。
たとえコミュニケーションがうまく取れなくても人は身振り手振りでどうにかなる!が結論です。

私はドイツ語0の状態で初めて義理の両親に会いました。
パートナーは仕事があったので『じゃあ、お母さんユリコの事今日1日よろしくね!』
と会った初日にこんな状況にさせられました。今でも忘れられない会話・・・
義母が『Kalt heute寒いわね今日は』、私『・・・・(Kalt?って何だろう?汗)ポカーン苦笑い』でした。
終始わけののわからない会話になりましたが、もしかしたらパートナーの策略だったのかも?と思っています。
お互いに笑うしかない状況で、一気に打ち解けたというか・・(笑)
そんな経験があったからこそ、『ドイツ語を勉強しよう』というモチベーションになったとも言えます。

✔️分からないことは何でも聞く、頼る、お願いする
まず、分からないことがあったら迷わずに聞いてみてください。
相手が『面倒くさそうだな』と思えばやめればいい。
人は誰でも『頼りにされる』と悪いきもちはしません。
手伝ってもらったら思いっきり感謝の気持ちを伝えましょう!
つたない言葉でも『ありがとう!←相手の母国語がベスト』を笑顔で^^

※結婚するまえに、できたら相手の国へ行き(実家など育った場所)、友人・家族と会うことをお勧めします

在住センパイ
在住センパイ

会えば、相手の育ってきた環境が垣間見れるので自分の価値観との比較ができますよ

逆にコミュニケーションが取れなくて良かったこともあるよ!

✔️常識が違った時にぶつからなくて済む『あなたは日本人だから』ということで、
ドイツ人なら『これ出来て当たり前だよね?』ということが出来なくても(分からなくても)許される。
文化の違いということで舅姑とぶつからない

※私はこれが国際結婚の最大の良いところだと思っています^^
みなさんはどうおもいますか?

パートナーとの意志疎通は大丈夫かな

国際結婚

✔️共通語がお互いに発展途上だからコミュニケーションがちゃんと取れるか不安
✔️日本特有の言い回しが伝わるかが不安

先輩たちはこう話してくれたよ

✔️はじめはそこまで会話ができなくてもOK
『愛があれば言葉はいらない』は本当です(笑) 、でも『離婚』時は言葉が必要です(笑)←2人の経験者に聞きました。いざというときのためにも共通語は勉強しましょう!
英語で会話をしているカップルも多いかと思いますが、相手の母国語も勉強することをおすすめします^^

私が外国語を勉強するきっかけとなったネルソン・マンデラさんの言葉です

【もし相手の分かる言葉で話したら、相手はその言葉を頭で理解してくれるでしょう。もしあなたが、相手の言葉で話したら、その言葉は相手の心に響くでしょう   ネルソン・マンデラ】
“If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.”

日本語が上手な外国人に会うと、テンションあがりません?距離がグッと縮まります。

慣れない土地での生活に不安

食事は合うかな?

食事問題は、海外生活が長くなればなるほど出てくるかなと。
はじめのうちは全てが新しいことだらけで、慣れない食事も刺激的に感じると思います。


私が日本食が恋しかった時は妊娠中でした。
つわりの辛さ×出産に対する不安で、日本食が食べられないけれど食べた気分になりたいと、
【美味しんぼ】【孤独のグルメ】をひたすら観ていました…
それだけ必死でしたね、今では笑い話です。

いまはどうしているかというと、食材は限られますが、ネットで日本食材を購入することも出来ますし、
時間のあるときにアジアンスーパーへ行って中国、韓国、タイ系の食材でまかなっています

10年前は餃子の皮も手にはいらなかったので、自分で作ったりしていました。
そんな面倒くさいことも海外に住めば『日本食恋しさ』に頑張れちゃうんですね。

日本は世界中の美味しいものを割りと安く食べれるグルメ大国なので、そこで育ってしまった以上、
他の国で同じレベルを求めるのは難しいです(笑)

食事は大丈夫かな?結論は

✔️日本食はどうにかアジアン食材でまかなえるから大丈夫
✔️日本と同じレベルの食生活を求めない


宗教はどうすればいい?

国際結婚
宗教問題はこう考えよう!

結論から言うと、
✔️結婚するまえに相手の宗教関係は知っておくべきです。
どんな習慣があるのかなどを話し合うことが大事。なぜなら、個人によって宗教感はかなり違うから。


日本に住んでいると宗教についてあまり深く考えませんが、外国へ住むと『何を信じているか?』という事は大事なことである気がします。日本人は困ったときだけ【神頼み】で、家には神棚と仏壇が一緒に置いてあったりしますよね?結婚式は教会であげたり・・・ 何でも許容できる文化が日本にはあります。

ドイツは約7割がキリスト教徒という国です。生まれて1歳に教会で洗礼を受け、学校では必修でキリスト教を学びます。聖書を覚えるのが大変だったというドイツ人ママ達の話を聞いたことがありますが、宗教は生活の一部と言っても過言ではないかと。
ですので、まじめな信者は時に【他人に強要する】ことが多いことがあるという話も聞きます。

私がドイツに来て感じるのは、ドイツ人でキリスト教徒だけれどイベントだけに参加するという人が多いなと。なぜそう感じるかというと、最近では特に
✔️同性愛
✔️人種
など個人を尊重する考えを持つ人が多いからです。
聖書では【堕胎】【同性愛】も禁じられているにも関わらず。

普段はいいひとなのに、宗教が原因でケンカなんて事にならないようにある程度はパートナーと家族の宗教感は知っておきましょう。


習慣の違いなどを受け入れられるかな?

どんな習慣の違いがある?考えてみたら沢山あることに気がつきましたよ。
✔️靴を履いて家に入る
✔️シャワーは朝
✔️手を洗わない・うがいをしない
✔️1,5Lペットボトルをじか飲みする
✔️綺麗な人でも鼻をおもいきりかんでティッシュでほじほじする
ぱっと浮かぶだけでも5つは出てきましたよ!生活習慣の違いから、食べ方の礼儀、人間関係のつきあい方など合わせると結構な違いがあることに気がつくと思います。

生活習慣の違いにとまどった!パートナーと一緒に確認しておくべきことは?

✔️習慣の違いがあることを認識する
✔️違いをお互いに強要しない
✔️考え方が平行線の部分でケンカをしても無駄ということを知る
✔️自分が絶対に譲れない(許せない)ことは先に伝えておく

私はパートナーと生活を始めた1年目に沢山ケンカを経験しました。
それは自分の意見を言うことで初めて【考え方の違い】を認識した瞬間だったんです。
私は何でもOKと受け入れられる性格ですが、どうしても許せない!と怒り心頭したケンカが幾度かあり、
良く考えてみると【基本的に同じ事】で怒っている自分に気がついたんですよね。
それはなにかというと【日本】にまつわることでした。
日本を悪く言われる=私が否定されている という感覚になっていたんです。

日本で可愛いといわれる【やえ歯】を見て夫が『吸血鬼みたい』と言ったときになぜか傷付いたことを覚えています。やえ歯のある友人を悪く言われた気がしたり。

ちいさなことですが、ケンカの内容を深掘りしたときに平行線が多かったんです。
生まれ育った環境が違えば、考え方が違うのはしかたのないこと。
なので、特に
✔️考え方が平行線の部分でケンカをしても無駄ということを知る
ことはお互いに大事です。せっかく生活を共にしようと決めたんですから、無駄なケンカは時間のムダ。誰も得しないので、なるべくケンカは避けましょう。
私はこの1年目のケンカがあったお陰で、2年目以降は平行線のケンカ0です^^

どこで生活基盤をつくるか

どこに住むことになるかな?

どこに住もう?

国際結婚カップルが考える主なポイントは

①言葉の問題(2人にとってベストな国)
②収入を得て生活ができるか
③パートナーのどちらかがどうしても母国に住みたい

まず生活ができるほどの収入を得られるか?が1番のポイントになるかなと思います。
こればかりはカップルの状況、子供がいるかいないかなどでも変わってくるかと。

40歳を過ぎてくると出てくる不安

国際結婚

老後どこに住む?

これ、みなさんはどうしたいですか?意見を聞きたいです。
私がいま45歳で老後のことを考え始めています。
【どちらの国で死を迎えたい?】なんて質問をされたこともあります。
みなさんの中にはきっといま住んでいる国で最期を迎えるだろうと思っていても、実際に病気になったら日本で治療、療養したいと考える人もいるはず。かといって60歳、70歳で日本へ帰っても家族もいなければ知り合いもいないかもしれない。

私たち夫婦の目先のプランとして、子供が成人したら・・・
2人でキャンピングカーに乗って旅に出よう!です^^
その時のために、ミニマリストな生活を目指して生活しています。

まとめ

今回は国際結婚の不安についてお話ししました。

分からないことだらけのことには不安は付きまとうもの。国際結婚を考え始めたら
✔️パートナーと生活に対する不安を正直に話し合う
✔️どの意見が平行線なのかを認識する
✔️相手の国へいってみる

をすることで不安から安心へと変わってくるかと思いますよ!
私がもし国際結婚をして良かったか?と聞かれたら間違いなく『イエス!』と答えます。
猛烈に自分の無力さを感じる時もありますが、新しい自分を発見したり、新しい言葉を覚えたりして世界が広がることは間違いありません。

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